アウトガス抑制接着剤
Wバリア構成や厚膜基材同士の貼合に最適。
架橋時に発生するCO2の発生を抑制した設計の接着剤です。
外観不良改善及び接着強度・耐熱性の安定を実現します。
特徴
- 低ガス発泡・無発泡
- 透明蒸着フィルム同士のラミネートが可能
- 高い耐熱性
用途例
- 透明断熱材
- ディスプレイ等ガスバリアフィルム同士の貼合
製品データ
品名 | 主剤 | 硬化剤 | 主剤 | 硬化剤 |
---|---|---|---|---|
LIS-825 | CR-901 | LIS-7390 | LCR-1901 | |
樹脂組成 | ポリエステル | 脂肪族NCO(IPDI+HDI) | ポリウレタン | エポキシ |
配合比 (NV) | 100 (50%) | 7~10 (70%) | 100 (60%) | 7 (95%) |
粘度 (mPa・s) | 600 | 100 | 1800 | 100 |
特長 | 低ガス発泡・耐熱性 | 無発泡 | ||
エージング条件 | 60℃/3日以上 | 40℃/2日 | ||
PCT試験 初期強度 | 16N/15mm幅 | 6N/15mm幅 | ||
PCT試験 168時間 | 6N/15mm幅 | 2N/15mm幅 |
- 層構成:CPP//CPP、レトルトCPP使用
- エージング:40℃4日
- 塗布量:5g/㎡Dry
上記の数値は測定値であり、保証値ではありません。
ラミネート外観比較
バリアフィルム同士貼合時、通常のイソシア架橋型接着剤では外観不良が発生。LIS‐825の低ガス発泡性能により、透明度が高く良好な外観が得られる。
従来品


表面50倍
LIS825/CR901


表面50倍
お問い合わせ
- 東洋モートン株式会社
開発部 - TEL : 03-3272-3394